カテゴリー: ゴロウデラックス

重ったいよ!!…でもありがとうゴロウDX

私にはゴロウデラックスで紹介される本の中で
特に興味をひかれる、2つのくくりがありまして

廃道、コンビナート、県境、などの現代の秘境?系と
素人売春など、現代の闇に切り込んだ問題系

自分の日常と地続きにあるもののようで…まったく知らない世界であります。
すぐ近くに、怖いような、覗いてみたいと思うのもタブーと感じるような、
そんな場所があるんだということが、すごく不思議なんであります。

今回の課題図書も、かなりショッキングなもの。

『事件現場清掃人が行く』著者は高江州 敦さん。
1000件以上の事件現場を片付け、清めてきた、清掃人のプロフェッショナルです。

高江洲さん、実際の作業スタイルで登場。
ニッカポッカにシャカシャカジャンバー、ちょっと防護マスクが異様ですが、
土木現場でよく見かける、職人さんのスタイルといったかんじです。

でも、逆に考えると、事件現場というのは
土木作業現場なみの足場の悪さ、空気の悪さであるということで…

孤独死や殺人など、たくさんの悲惨な現場があるということ。
つい目を背けちゃうよね、と吾郎さん。
うん…。

小島「本に出して、読んでもらおうと思ったのは何でなんですか?」

高江洲「こういう仕事があると知ってもらうことで、
親に一本、電話してみようか』とか
あいつ、どうしてるかな、連絡してみようか』とか、思ってもらえたらと」

作業着を脱いだ高江洲さんは、ちょいと強面の
それこそ現場監督さんのようなイカチイお兄さんですが(黒数珠着用)
そういう職人さんが持ってるような、一本筋の通った感じをうける人です。

最近の孤独死問題は、ほんと、いろいろ考えちゃうもんなあ…
お年をめした方たちばっかりじゃなく、心の闇に囚われちゃう若い人もいっぱいいるから…
便りがないのは良い便り とか言ってらんないよね。せちがらい。

吾郎さんの朗読部分。

孤独死は変死扱いになるので、ご遺体は警察や検察へ。

しかし、
後に残った血液や体液の汚れ、毛髪などはそのまま放置されるので
誰かが掃除をしなければなりません。

一般的に考えれば、誰かがその役目を引き受けるべきだと思うかもしれませんが、
孤独死の場合は
遺族そのものがいなかったり、
いたとしても疎遠だったことを理由に
後処理を断ってくることが多いというのが現状です。

印象的だったので、そのままのっけさせてもらいました。

小島さんの朗読部分では、現場の様子が詳細に語られていて、

腐敗した遺体のにおい、湧いた大量の虫、死骸、血液や体液が形づくる人型……

高江洲さんの文の直裁で無骨な感じが、
逆に清掃人さんたちの感情、やるせなさ・やりきれなさを想像させます。

小島「このあとは、高江洲さんが特に印象的だったという現場を
写真で見せて頂けるということで…」

吾郎「写真っ?!……写真見ちゃう系?」(おそるおそる)

わかるよ吾郎さん、私も…モザイクあっても、やっぱ見るのこえーもん。
うん。

写真はあ~……
はあ~………
モザイクかかっても、だめだ。ぐったりする。

買値が4000万ほどのマンションも、孤独死があったということで
450万にも下がるらしい。
でも、買いたくないな~……はあ~

ゴミ屋敷に埋もれて亡くなっていたのは、30代男性。
あんま私と変わんないじゃん、と思うと足の先からなんか冷えてきた。
はあ~…

吾郎「ゴミ…捨てないのかな?」

小島「やっぱり、早めに周りが声をかけないといけませんね。
こうなる前に」

こうなる前、と言って、課題図書の表紙を指差した小島さん。
またこれがドキッとする表紙なんだよね。
マンションのドアの郵便受けに、溜まっている新聞紙の山。
はあ~……

高江洲「第一発見者が、新聞屋さんの場合が多いんですね。
プスッと(新聞を)挿して……匂いが。
あれ、と」

ふわあ~~~~……(涙目)

小島「次は、実際の現場にスタッフがお邪魔しました」

吾郎「行ったんだ、スタッフ。」はあ~。と、複雑な表情の吾郎さん。

行ったのか~…すごいな…

もちろん高江洲さん達、実際の清掃人の方々も凄いし
こうやって、世の中に伝えたいと強く思うジャーナリストの人たちも凄いなと、おもいます……
私は、ものすごくテンションが下がってるよ、まじ申し訳ないよ(涙)

現場は、孤独死をされた方のワンルームマンション。

ぼかしがかかっていますが、十分にショッキングな映像が目に入ってくる。
亡くなられた場所の、人型…
そして、生活保護申請書や、書き込まれていない真新しい履歴書。

高江洲「これから働こうとされていた中で、亡くなられたんでしょうね」

遺品整理の中で、書き込まれた履歴書が出てくる。

高江洲「正直、見たくない。見るのが我々の仕事なんですけども」

亡くなられた方は、清掃会社を経営されていて、去年、会社が倒産してしまったということが履歴書からわかります。

高江洲
「匂いや、汚れ、虫の量なんて…そんなんじゃない、そこじゃない。

履歴書が出てきたでしょう?しかも、私がやっていた業種。
自己投影があったから…精神的に、ちょっときついですよね。

でも、私が見てきた中だけでも…気づかされたのは
亡くなられた方に、生きていた証はあるということ。

だからこそ「お疲れさまでした」と」

テレビには
なんでも明らかにすることが良いこととは思わない時も多いけど

今日は吾郎さんが言うように

吾郎「こういうことがあるって、知れてよかったな、って」

私も思いました。うん。
ありがとう、ゴロウデラックス。

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