カテゴリー: 国立劇場歌舞伎公演, 歌舞伎

7月歌舞伎鑑賞教室「卅三間堂棟由来」

yanagi

 

7月歌舞伎鑑賞教室
卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどう むなぎのゆらい)」

に、いってきました!

さんじゅうさんげんどう、は、あの京都の三十三間堂。
むなぎ というのは、たぶん棟木
屋根の一番てっぺんの、水平の材のことですよね。

この、三十三間堂の棟木となるために切り倒されてしまう
大きな柳の木の精霊•お柳と
まっすぐで心優しい青年•横曽根平太郎の
「異類婚姻譚」。

お殿様の鷹が柳の枝に絡まってしまい
切り倒せと命じられたところに、通りがかった浪人の平太郎が
素晴らしい弓のうでまえで鷹と柳のどちらも助けます。

munaginoyurai
木を伐るのも殺生とおなじ、と言い
きりりと弓を引き、助かった鷹と柳をみつめる優しい平太郎さんの瞳が
とってもすてきで(*^^*)
演じる彌十郎さんの目が優しいからか♡うふふ

柳の木のそばで茶店をいとなむお柳は、平太郎と母上を店に招きもてなします。
そして、おたがいにしたしく話こんでいるうちに、平太郎とお柳はひかれあい
結婚し、緑丸という子供がうまれます。
お柳さんは柳の枝のようにしなやかで、きれいで
ここからは想像だけど、精霊でも樹木の精霊だからなのか
大きくつつみこむようなどっしりとした愛をもっている女性にみえました(*^^*)
魁春さん、すてきだねえ。

そしてこの緑丸が5才になったとき、都から使者がやってきて
頭痛に悩まされている白河法皇の、頭痛の原因が
この大きな柳にあるというのです…

柳の幹に斧が振り下ろされる、カーンという乾いた音が鳴り響くたびに
身をよじって苦しむお柳さんが痛々しくて、
平太郎さんと緑丸ちゃんをおいていくのが悲しいと
泣くのがとってもかわいそうで、
涙がでてしまいました(T.T)グスン

お柳さんが消えてしまったあとも、かかさまを呼ぶ
緑丸ちゃんの声…

kiyariuta

切り倒されて都へとはこばれてゆく途中、なぜか少しも動かなくなった柳の大木を
追ってきた平太郎さんと緑丸ちゃんが木遣歌をうたいながら引くと、動き出すシーン。
明るい歌なのに、とても悲しく聴こえて…
うるうるしながら、拍手で見送りました。

人間と人間じゃない何かとの物語。
大好きなんだけど…終わりはいつもかなしいよね…


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