カテゴリー: 歌舞伎

にっぽんの芸能/舞踊『梟祈願』

fukurokigan

先月のことなのですが、NHKの「にっぽんの芸能」で
染五郎さんがご出演の「梟祈願」という踊りをみました。

この踊り
宮沢賢治の短編『二十六夜』の世界をベースにつくられた
新作舞踊とのこと!

古典的な感じと、斬新な印象
複雑に入り組んでいるようで、とてもシンプル
賢治の作品を読んだあとの
ちょっとふしぎな感覚と、とっても似ている(*^^*)

この『二十六夜』、知らなかったので
青空文庫で読んでみました。

 

fukuro

 

折角鳥に生れて来ても、たゞ腹が空いた、取って食ふ、
睡くなった、巣に入るではなんの所詮もないことぢゃぞよ。
それも鳥に生れてたゞやすやすと生きるというても、
まことはたゞの一日とても、たゞごとではないのぞよ、
こちらが一日生きるには、雀やつぐみや、たにしやみゝずが、
十や二十も殺されねばならぬ

 

せっかく鳥に生まれても、ただ腹がすいた、取っては食う、
眠くなった、巣に入るではなんの意味もないことだ。

それも、鳥に生まれてただただ生きるといっても
本当はただの一日生きるにも、ただごとではないことなのだ。

わたしたちフクロウが一日生きるためには
雀やつぐみ、たにしやみみずをたくさんころさなければならない

*********

年老いたフクロウのお坊さんが、
フクロウたちに教えを説いているところなの。

ただの一日とても、ただごとではない。

ほんとうにそうだねぇ…

 

fukurosome

 

 

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