カテゴリー: 舞台いろいろ

唄うことと語ること。女流浄瑠璃「弓弦葉の会」※訂正,追記ありです

shinnai gidayu

新内節は、女性的で憂いのある感じ
義太夫節は、男性的で力強い感じ

そんなかんじかな?と、予習で予想して行きましたが
合ってるようで合ってなかった!
初めての浄瑠璃の会、たくさん発見があって
とても楽しかったです(*^^*)

新内節は中棹のお三味線。やはり音が軽やか。
お三味線はお二人いらしてて、右側が「上調子」というお役目の方なのかな。
左の1stお三味線の方のメロディに、絶妙なタイミングで同じ音をずらして弾き、
合わさるとポロン、と装飾的な響きになって聞こえたりする。
弦を途中で止めているような器具がついていたけどやっぱりあれは音程をあげてたのかな!
オクターブでポロン、と鳴ると
響きが丸い感じになってすてきでした(*^^*)

義太夫節は、太棹のお三味線。こうやって近くで聴くと、文楽や歌舞伎の劇場で聴く音とはまったく違った響きが聴こえました。
複層の音というのかな!オクターブ下の音が聴こえたり。複雑な厚い響き(*^^*)

吹奏楽でユーフォニウムという管楽器を吹いていたときに、倍音というものを教わったんですけど
一音を長く吹いてもらって聴いていると、五度上の音や、オクターブ違う音が聴こえたりするのです。
弦楽器にも倍音はあるんだねえ。倍音が出ている音はとても心地よい音だってことらしいんだけど、私、太棹三味線の音、大好きです。
吹奏楽でも、中低音組でしたし♪ユーフォにチューバにコントラバス、バス・クラリネットにバリトンサックス、低い音、大好き〜\(^o^)/
太棹三味線も入ったらめちゃくちゃカッコいいアンサンブルができそう…✧*。

は。なんだかお三味線のことばっかり書いちゃったんですが(;´∀`)

浄瑠璃は「唄う」よりも「語る」という言葉で表現されるその意味が、新内と義太夫と二人の太夫さんを聴いて少し分かったように思います。
歌舞伎や文楽で演じているのは、人形や役者さんだけじゃないんだわ。浄瑠璃のかたたちも、役者さんなんだわ。わかっていたようで、全然わかってなかったんだなあと気づきました。

義太夫節のほうがより、お話を語る、演じる要素が強いように感じ、
新内節のほうがより、お話を音楽にのせて聴かせる、演奏している要素が強いもののように感じました。

おえかきに描いたように、お衣装も全然違って!

ふたつの浄瑠璃の違いを発見し楽しむことができ、今度から歌舞伎や文楽の劇場で浄瑠璃を聴くときには、今までと違う耳で聴くことができそうだなあと楽しみです。

またこういう浄瑠璃の会にも行きたいなと思いました。とても面白いよ、浄瑠璃の会(*^^*)

——-

訂正1:
最初に描いていた絵では、新内節の三味線のかたを裃つきのお衣装で描いていたのですが
全く、記憶違いでした。申し訳有りません!

新内節では、裃をほとんどつけられないんだそうです。
やはり、成り立ちの ”舞台から出て「流し」として発展した“という歴史が
他の浄瑠璃の流派との違いを生み出していったのでしょうか。
調べてみたいな〜。

しかし…つけているもんだと勝手に思い込んでいたんだなあ(*^^*;)記憶、怖いなw

訂正2

新内節について青字訂正線の部分にて「 ”舞台から出て「流し」として発展した”という歴史が」と書きましたが、誤りでしたので訂正いたします。

新内の発展 – 新内流し

新内と言えば新内流しをイメージする人が多い。粋な着流しに男は吉原冠り(よしわらかむり)、女は吹き流しの手拭いで三味線を弾きながら廓や花街を流して歩く。客の求めに応じて屋外から、ときには座敷に招かれて演奏する。
30年前まで吉原、深川、柳橋、浅草、神楽坂等で見受けられたが、今は全く見る事がなくなった江戸情緒あふれる風物詩である。(後略)

引用元:人間国宝鶴賀若狭掾

新内節の人間国宝でいらっしゃる鶴賀若狭掾師匠のHPには、このように書かれています。

「流し」が、今では見られなくなった芸人さんの営業形態の一つだったということであり、
新内節が「流し」として発展した文化というわけではないということ。
きちんと調べてから書くべきでした…本当に失礼をいたしました、申し訳ありません。

ご指摘を下さった鶴賀伊勢吉さんは、いうまでもなく先日の弓弦葉の会にご出演されていた新内節の浄瑠璃方のかたです。

すごいよね…!
こうやって直接教えて頂けるなんて、すごくないですか!

す、すみません、もう反省を忘れて(*^^*;)嬉しくって。。ネットすごい〜。
ブログをやっていて良かったな!

間違いは恥ずかしいけど、本当に嬉しいです。ありがとうございます!
これからはできる限り調べてから書こう。
そうあらためて思える、良い機会をいただきました(*^^*)

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唄うことと語ること。女流浄瑠璃「弓弦葉の会」※訂正,追記ありです” への5件のフィードバック

  1. こんにちは。新内節の鶴賀伊勢吉と申します。この度は弓弦葉の会にご来場いただき、また素敵な感想文とイラストをありがとうございます。鶴賀若狭掾師匠とも拝見致しましたが、一点訂正をお願い申し上げます。新内は流しの芸ではありません。
    流しは昔の芸人の一つの営業形態です。他の浄瑠璃と同様、物語を語りますので、1時間、2時間以上かかる作品もあり、流しで語る事は出来ません。せっかく素敵な感想文をいただきながら恐縮ですが、この点だけはお願い申し上げます。ありがとうございました。

    1. 伊勢吉さま 
      新内節についての「流し」の件、本当に申し訳ありません。ウィキペディアの新内節についてのページを読んで、予習した気になって書いてしまいました。若狭掾さまのホームページの「新内の発展」についてのページを拝見いたしますと、伊勢吉さまがご指摘下さったように、「新内流し」が江戸末期に発生し、今では見ることのできなくなった営業形態のひとつであると書かれてあり、きちんと最初から若狭掾さまのホームページを拝見していれば良かった、調べることをおろそかにしてしまった、と恥ずかしいばかりです。
      後ほど、ブログの記事を訂正して再投稿いたします。その際に伊勢吉さまから頂いたコメントと、若狭掾さまのホームページからの引用を少しさせて頂きたく存じます(出典元の記述もいたします)。問題がありましたらお手数ですがご連絡くださいますでしょうか。
      長々と申し訳ありません。このように間違いを教えて頂けること、とても嬉しいです!間違いは恥ずかしいですが、インターネットをやっていて良かったなと思う瞬間でもあります。本当にありがとうございます。

  2. 早速お返事いただきありがとうございます。こちらもウィキをまず訂正してもらうよう対応致します。こういう感想文を書いてくださる方がいらっしゃるのは大変ありがたいです。これからも宜しくお願い申し上げます。伊勢吉

  3. 訂正ありがとうございます😄
    もう一つ。私は三味線弾きではなく浄瑠璃方だよん。宜しくお願い申し上げます。😄

    1. あああ!!!一番大事なところを本当に申し訳ありません…言ったそばから…直すたび間違えるって私…
      お三味線に対して、語られる方を
      浄瑠璃方 というんですね!
      お三味線と太夫さんと、二つで「浄瑠璃」なのかと思っていました。ありがとうございます(*^^*)

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